高齢者、と一括りにできない賃貸経営

弊社は、65歳以上の方へ向けた不動産屋なのですが、テレビや新聞では

「高齢者専門の不動産会社です」

と、よく紹介されます。



確かに、言葉の定義上間違っていないのですが、「高齢者=まわりのサポートが必要」というイメージが強く、ぼくは会社の中ではなかなか使いません。

例えば、弊社のお客様は60代の方もいれば80代の方もいますし、お客様の中ではいまだ何の介護サービスも使っていない80代の方もいます。

かとおもえば60代の方でも、どなたかの支えがなければ生活できない方もおられます。



弊社のお客様は、「高齢者でサポートが必要だからお引っ越し」というよりも「引っ越しをしようと思ったら年齢で断られた」という感じの人が多く、皆様すごくお元気です。(お仕事なども、まだまだ現役の方も多いです。)

お引っ越し理由は、「年金生活になり、家賃の安いところにお住み替え」の方もおられれば、家の老朽化に伴いお引っ越しを余儀なくされる方もおられます。

最近だと、家を売って住み替える方もちらほら来られるようになりました。家族の近くに住みたい、近居をされる方もおられます。



そんな中、時々いわれるのが「高齢者の入れる賃貸=サポートがしっかり」ということなのです。

が、しかし「高齢者だからと言って、必ず手すりは要らない」「死後のことも家族が行なう」などのケースが多いこともしばしば。



「高齢者だと対応がよくわかりません。」

と言われ、不動産仲介会社で断られるケースが多い中、自分の生活をしっかりお考えの入居者の方も増えてきました。すべての方を受け入れるのは難しいけれど、年齢が高い、という理由だけならもっと受け入れられるだろうなと感じるところです。弊社は掲載無料で、毎月多くのご入居希望者さんが来られます。

この機会に1度、65歳以上の方のご入居をご検討されてはいかがでしょうか。