賃貸住宅でも、高齢者向けの住宅改修をする場合は助成が可能

最近、お問い合わせを受ける大家さんから良く言われる、

「高齢者向けに、改修をした方がよいでしょうか。」

というお話なのですが、実は高齢者向けに住宅改修をする場合、

補助が受けられる場合がございます。





例えば、杉並区では、10万円以上の改修については50%を助成。

ちなみにこの場合は、住宅改修だけでなく設備改修についても助成があります。

1 住宅改修
手すりの取付け
段差の解消
滑りの防止、移動の円滑化などのための床又は通路面の材料の変更
引き戸などへの扉の取替え
洋式便器などへの便器の取替え
1.〜5.の改修にともなって必要となる工事
2 住宅設備改修
浴槽の取替え及びこれにともなって必要となる給湯設備などの工事
流し、洗面台の取替え及びこれにともなって必要となる給湯設備などの工事
便器の洋式化及びこれにともなって必要となる工事
緊急通報装置の設置及びこれにともなって必要となる工事




ただし、下記の場合は助成が受けられないため、築年数の古い物件は難しい場合があります。

【次の要件を備えている住宅】

建築基準法等に違反する建築物でないこと。
昭和56年6月1日以降に着工した建築物であること。(確認済証及び検査済証の提出が必要です。)
住宅用火災警報器の設置、消防用設備等の設置、防火管理等の対策が実施されていること。
住戸の床面積は原則として16平方メートル以上であること。




様々な制限はあるものの、実は助成の受けやすい高齢入居者。

今回は、杉並区をテーマにしましたがその他のエリアでも助成を受ける事ができます。

賃貸をお持ちのエリアでの助成についても、調べてみてはいかがでしょうか。