「 身元保証人 がいない」そんな場合の高齢者の住宅事情

身元保証人 がいなければ、有料老人ホームに入れない
お一人様の老後を過ごすにあたり、壁になっているのが、「 身元保証人 」です。


身元保証人とは、有料老人ホームなど施設に入る場合に必要で、身元引き受け人という言い方をしているところもあります。
今、身寄りの無い方が増えて、一種の社会問題になっています。


例えば最近、預託金の流用で問題になった、日本ライフ協会ですが、この会社が行なっていた事は、「身元保証人」のいない方に向け、サービスを提供していました。


そのため、高齢者で身元引き受け人がいないとなると、
「年齢を理由に賃貸が借りれず」
「身元引き受け人がいないため有料老人ホームも入れず」
という現象が起こっています。


では、賃貸物件で年齢を理由に断られ無かった場合について、ご説明します。


「連帯保証人をたてない契約というのは可能？」


良く聞かれる質問の1つに、
「連帯保証人をたてない契約というのは可能なのでしょうか。」
というものがあります。


実は、賃貸の物件の場合は、保証会社をお使いできれば、
保証人がいなくても、身寄りがいなくても、入居する事は可能です。
家賃をどう支払われるか
健康状態がどうか
死後どうするか
というところをきちんとしておけば、受け入れてくれる大家さんがいるのも事実。


また、弊社でご相談を受ける場合は、
最近は信託会社の使用をおすすめしており、
自分の死後については予めご準備頂くよう、ご説明をしております。
実は、弊社に年齢を理由に相談に来られる方の多くが、家族がいても身内を保証人に立てない方です。


立てられない、という訳ではなく、保証人を立てない方が多いのです。


身寄りが無い訳ではなく、
「自分の暮らしについては、自分で責任を持ちたい」
「子どもに迷惑をかけたくない」
そんな風に言われる、自立された方が多いのです。


自分らしい暮らしを選択するのに、他人に迷惑をかけたくない、
そんな方の自立した暮らしを弊社では応援しております。