不動産屋が教える、 高齢者が部屋を借りにくい理由 3つ

「不動産屋が教える、 高齢者が部屋を借りにくい理由 3つ」
こんにちは、R65不動産の山本です。65歳を超えると、部屋を借りにくくなるのはご存知でしょうか?

一生賃貸に住みたい、と言われる方も最近は多いので、疑問に思われる方も居られるかもしれません。また、最近では近居の為に、親の部屋を探すこともしばしばあります。

そんな時に知っておいて頂きたい、「なぜ、65歳を超えると賃貸住宅が借りにくくなるのか」3つの理由をまとめておきました。




不動産屋が教える、 高齢者が部屋を借りにくい理由 3つ
1.収入(年金)がすくない
65歳を超えると、多くの方がお仕事をされず、収入が年金だけとなります。

しかし、賃貸住宅を借りるとき、およそ月額収入の3分の1程度の家賃の物件しか借りる事ができません。また現在の年金収入は、賃貸住宅を借りるにあたり、十分な収入がないため、断られるケースが見受けられます。

資産よりもキャッシュフローでみられる事が不動産の審査の通例です。
(中には、預金通帳で判断する場合もあります。)





2.保証がない
次にあげられるのが、保証がないことです。

普通、賃貸住宅を借りる際、連帯保証人を用意するのですが、連帯保証人が居ないケースが見受けられます。ご家族が居るケースは良いのですが、居ないケースやご家族が同じくご高齢の場合は、難しくなります。

また、保証人が居ない場合は、保証会社という保証人代行の会社を使います。しかしそもそも保証会社も70歳を超えると、審査に通らない確率が高くなります。そのため、保証がなく、断られるケースが見受けられます。





3.不動産会社がリスクコントロールできない
多くの場合、不動産の審査については、不動産会社が行ないます。

上記の、収入や保証も不動産会社が審査するのですが、その際、高齢者だと「何かあったときが心配」との理由で、貸出しを行なわないケースがあります。

例えば、「転倒リスク」があります。
室内で転倒し骨折、そのまま入院、というケースもありますが、入院を期に解約されたり、最悪のケースですと、そのまま発見に至らず「死亡リスク」も考えられます。

このようなリスクがある際、どうやってリスクをカバーしたらよいか、分かりません。
その他にも、認知症の進行や介護度に対する理解が得られなければ、入居を断れます。



一般に、65歳を超えると賃貸住宅を借りにくくなりますが、
とはいっても、不動産のローンを年金から捻出するのも大変。
35年ローンだって、組めなくなります。
もし、不動産の審査が通らずお困りの方は、R65不動産、お問い合わせからどうぞ。

その他、ご質問などもお気軽に受け付けております。