「親と同居は嫁や家族が気を使う」そんな方には「 近居 」がオ

「親と同居は嫁や家族が気を使う」そんな方には「 近居 」がオススメ
「 近居 」という言葉、皆様ご存知でしょうか?こんにちは、R65不動産の山本です。

「同居だと、奥さんや家族が気をつかうんですよね。」
と言われている方に、オススメです。






近居、とはいわゆる「みそ汁の冷めない距離に住む」ということ
近居は、同居に似た言葉ですが、異なる点は、住居が分かれている所です。
「1つ屋根の下」でない分、生活音や水回りを共有しなかったり、
玄関の出入りを気にする必要もありません。
サラリーマン世帯と年金世帯では、どうしても生活時間が異なるのですが、
近居だと気をつかうポイントが少ないんですよね。
義父や義母は、家族とはいえ、血がつながっていない事から、
反りが合わない場合もあります。

明確に、どこまで離れていれば近居、という定義は無いのですが、
強いて言うなら、みそ汁の冷めない距離でしょうか。



近居の良さは、何と言っても、心地の良い距離感
近居は、現在の暮らしにすごく合っているように感じます。
というのも、昔は3世帯で1つの家に住むことが当たり前でした。
しかし、核家族化が進むに連れ、
年齢が離れた人と同じ住居で暮らすのには、抵抗感を覚える人も増えました。

普段の生活は、互いに干渉しないのですが、何かある時に頼る事ができる、
というのは子世代も親世代もちょうどいい距離感です。

例えば、子どもの迎えや親の病院の付き添いなど、困った時に頼れます。
また、正月やお盆なども1日あれば遊びに行く事はできますし、
孫と遊ぶ時間も増えます。

何かあった時も、安心ですよね。



良い事づくしの近居、デメリットは?
近居は、良い事ばっかりに見えますが、デメリットとして、
・同居に比べかかるお金が高いこと
・住居を見つけにくいこと
が上げられます。特に65歳を超えると、賃貸の物件が見つかりにくくなります。
こちらに関しては、こちらの記事も参考にしてください。
→ 65歳を超えると部屋が借りにくい、3つの理由

また、同居に比べるとかかる費用は、光熱費や家賃(もしくは住宅ローン)があります。
こちらの負担も考えると、やはりお金はかかることは否めません。



最近、増えている近居、実は行政支援もあります。
近居は、最近増えている住まい方の1つですが、近居を支援している行政地区もあります。
例えば、東京だと品川区で行なわれています。

行政が近居を支援背景としては、介護施設の不足や社会保障費の問題が顕著なこと
などがあげられます。
遠方で1人で住む事を考えれば、健康で家族の近くに住んでもらった方が、
家系の総額負担が少ないですよね。



行政支援も受けられる近居、もし親との同居をお考えでしたら、
一度ご検討してみてはいかがでしょうか?
近居でのお部屋さがしにお困りでしたら、R65不動産へご相談ください。