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大家向け孤独死特約付き保険で「万が一」に備えよう 大家向け孤独死保険で「万が一」のリスクに備えよう 大家・管理会社向けの孤独死保険とは?

2018.12.28

高齢者の孤独死の件数は年々増加していると言われます。東京都では、65歳以上の一人暮らし自宅死亡者が2003年から2015年にかけて2倍以上に増えています(内閣府ホームページより)。今後も高齢者方の数、賃貸物件の家主の方が孤独死に直面する可能性も増加しているともいえるでしょう。

 

賃貸物件で孤独死が起こった場合、家主の方には、様々な対処はもちろんのこと、場合によっては金銭的負担も発生します。

この記事では大家/管理人の方向けに、賃貸物件での孤独死でどんな負担が発生し得るのかと、それらのリスクに備える方法の1つである保険について解説します。賃貸物件での孤独死に対応した保険の選び方の参考にしていただければと思います。

 

賃貸住宅で孤独死が起こった場合の大家さんのリスク

賃貸住宅で孤独死が発生した場合、家主のリスクとしてどのようなことが考えられるのでしょうか。基本的には(1)原状回復や(2)家賃損失による負担が発生することがあります。

 

(1)特殊清掃やリフォームで原状回復費用がかかることがある

孤独死では遺体の発見が遅れることも少なくありません。「数日様子を見ない」「部屋から異臭がする」といった理由で孤独死が発見された際には遺体の腐敗が進んでいると考えてよいでしょう。遺体の腐敗が進んでいると、多くのケースで特殊清掃やリフォームが必要になるほか、場合によっては遺品整理が必要になります。

上記のような原状回復費用はご家族・相続人や連帯保証人に請求する(交渉する)こともできますが、自然死の場合は損害賠償請求はできません。自然死は損害賠償の前提である故意または過失に該当しないと考えられるからです。ですので、話し合いの結果によっては原状回復費用を家主が支払うケースも発生し得るのです。

 

(2)家賃損失が発生する可能性がある

賃貸物件で孤独死が発生したとしても、自然死の場合は、基本的に次の入居者に告知義務はないと考えられています。しかし以下のようなケースがあり得ます。

・次の入居者とのトラブルを事前に避けるため、前の入居者の孤独死を告知することにした
・孤独死が発生した後に「事故物件」と噂が立った
孤独死を知った隣室の住民が退去し、次の入居者が入ってこない

空室状態では家賃収入が入りませんし、その後家賃を値引きした場合は本来得られるはずだった家賃収入の一部が入ってこないことになります。また、そもそも清掃・リフォームに時間がかかってしまうと、その期間の家賃収入が得られません。

このように賃貸物件での孤独死によって、家主が本来得られるはずだった家賃の損失が発生することも考えられます。

孤独死対策の保険とは?大家の負担を軽減

賃貸物件で入居者が孤独死した場合、家主の方には心理的・時間的にはもちろん、金銭的にも負担がかかるかもしれません。このリスクに備える手段の1つが予め保険に加入しておくことです。

賃貸物件での孤独死が起こった際に補償金・保険金がおりるのが孤独死特約付き保険や孤独死に対応した少額保険です。孤独死保険は、万が一のときに大家/管理人の方の負担を軽減できる備えといえるでしょう。

 

 

 

孤独死特約付保険

大手の保険会社から販売されているものを中心に、賃貸オーナー向けの火災保険などの特約として孤独死保険が設けられていることがあります。「特約」とはオプションに近い意味です。すでに賃貸住宅向けの損害保険に加入している家主の方は、孤独死特約を付けられないか確認してみましょう。通常は特約で補償範囲を広げる(孤独死保険特約を追加する)と保険料が高くなります。

 

孤独死対応の少額保険

特約はメインの保険商品のオプションとしてつけられるものですが、単独で販売されている少額保険もあります。特約の場合はメインの保険の契約が必要ですが、少額保険の場合は孤独死保険のみを契約することも可能になります

 

孤独死保険を扱う保険会社の各社特徴

賃貸物件での孤独死特約付き保険、孤独死に対応した保険商品のポイントを解説します。
※詳細は必ず各社のWebページやパンフレットでご確認ください。

 

 

三井住友海上

GK すまいの保険・ローン団体扱用の賃貸建物オーナー向け特約です。孤独死のケースにあてはまるのは「家主費用特約」です。

保険のポイント

家主負担型の損害保険特約
・(1)死亡事故対応費用保険金(最大100万円)と(2)家賃収入保険金(最大12か月)に対応

 

「死亡事故対応費用保険金」はリフォーム・脱臭などにかかった原状回復費、遺品整理費、葬祭費用等などに対して最大100万円まで支払われます。家賃収入保険金は、孤独死の遺体の発見日から90日以内に隣接戸室含み空室となった場合の家賃の損失に対して保険金が支払われます。

三井住友海上保険の「6つの補償プラン」または「4つの補償+破損汚損プラン」で家賃収入特約をセットにすることで適用できます。

 

東京海上日動

「トータルアシスト住まいの保険」の特約である「家主費用補償特約」「家賃収入補修特約」が孤独死保険として該当します。

保険のポイント

家主負担型の損害保険特約
空室や値引きによる家賃収入の損失や、原状回復費用や遺品整理費用(限度100万円)が補償されます

 

自殺、死亡事件もしくは物的損害が発生した孤独死の場合に保険料が支払われます。原状回復・遺品整理などの費用は最大100万円が補償対象です。家賃収入損失は期間3か月、6か月、12か月から選ぶことができます。

 

 

損保ジャパン日本興亜

火災保険「THE すまいの保険」の家賃収入特約をセットにすることで孤独死補償を受けられます。先に挙げた2つの保険と同様、原状回復費用・事故対応費用と家賃収入損失の補償を受けることができます。

保険のポイント
・家主負担型の損害保険特約
・原状回復費用や事故対応費用を負担した場合に補償金がおります

 

家賃収入損失は30日以上の空室期間が発生した場合に支払われます。ここまでは大手損保の保険特約をご紹介しましたが、少額保険も販売されています。

 

アイアル少額保険

孤独死に限らず、物件内で起きた死亡事故をカバーする保険です。

保険のポイント
・家主対象の少額保険
・補償の対象は(1)部屋の原状回復費用(最大100万円)(2)空室が続いた場合の家賃損失(最長12か月、最大200万円)
・原状回復費用の支払い対象外の場合にも見舞金が支払われる
・保険料は、300円/月×戸室数
・保有している賃貸の全戸室での加入が条件

物件内で自殺・孤独死などが発生した際に保険金がおります。部屋の原状回復が発生したり、空き室が出た場合には補償金が、原状回復費用の対象外の場合には見舞金が支払われます。保有している戸室全てでの保険加入、4部屋以上が基本的な条件ではあるものの、月々300円/戸室数で加入することができます。

※R65不動産経由であれば、1戸単位のご加入プランもございます。お気軽にお尋ねください。

エイ・ワン少額短期保険
・家主向け少額短期保険
・年間1,000万円が上限
・利用者1名あたりの加入プランごとの月額払い
・居室単位・もしくは一棟単位で加入できます

 

物件オーナー・不動産管理会社向けプランでは、(1)残存家財片付け費用(2)居室内修繕費用(3)葬儀費用などが補償されます。一棟単位のプランでは(1)と(2)が、居室単位のプランでは(1)(2)(3)が補償対象です。

 

入居者負担型や生命保険型の孤独死保険も

賃貸物件での孤独死に関する保険でオーソドックスなのは、家主が保険料を支払う損害保険タイプです。しかし、一部では入居者負担の保険や、生命保険タイプもあります。

入居者が保険料を支払う場合は、家主の方に保険料負担がない一方、入居者の方に保険への加入を依頼・説明する必要があります。入居者の方に「孤独死特約に加入してください」とお伝えするのは家主の方にとっても入居者の高齢者の方にとってもややハードなことだと思います。どちらがご自身にとっていいかを検討して、支払い形態を決めましょう。

生命保険は、実際の損害に対して費用を補償する損害保険と異なり、一定金額を支給するものです。数は少ないもののこのようなタイプの保険商品もあります。
ジック少額短期保険

生活安心総合保険の特約として追加できます。これは入居者

保険のポイント
・賃貸入居者が加入する保険
・原状回復費用50万円限度が(請求者に対して)補償される

 

まとめ:孤独死保険は「万が一」に備える手段の1つ

賃貸部件で孤独死があった場合、大家さん・管理会社には時間的・金銭的な負担がかかることがあります。

もちろん高齢者の方が入居するからといって孤独死が必ず発生するわけではありません。しかし、高齢者の独身世帯が増える昨今、賃貸オーナーや管理会社の方が孤独死に出会う場面も一定の割合で発生します。

孤独死保険への加入は、そのような「万が一」によってもたらされる突然の出費・収入減少に備えられる方法の1つです。

孤独死に関する保険を選ぶ際には、加入条件や補償条件をしっかり確認の上、ご自身の予算に合った保険商品・特約を選びましょう。ご相談はこちらよりどうぞ

詳しくはこちらをご確認くださいませ。

 

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株式会社R65 代表取締役 山本 遼

株式会社R65 代表取締役 山本 遼

R65不動産を立ち上げたのは、
小さい頃見たかっこいい祖母の背中が、きっかけでした。

私の祖母は亡くなる2年前まで、自分の薬局で働き、高齢者、と呼ばれる年齢でも、自分らしく自立した暮らしを送っていました。そんな祖母の、自分らしい暮らしをいつまでも続けている様に、いつしか憧れを抱き、R65不動産を始めました。

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