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大牟田市が今、熱い! 認知症にやさしい、まちづくりとは

2016.9.19

認知症

ある日突然、知らない場所にいて、歩けど歩けど、知らない風景。

 

時間や場所についての認知機能が衰える、認知症。

年間1万人程度の行方不明届けが出ています。

 

そんな、認知症ですが、福岡県大牟田市で

素敵な取り組みが有りましたので、行ってきました。

 

大牟田市は、福岡空港から快速電車で1時間半下ったところにある街です。

高齢化率は34.6%と全国平均から比べてもかなり高い数値になっています。

そんな大牟田市で取り組んでいるのは、

地域住民が認知症の方をすぐに見つける事のできる仕組みです。

 

 

まちぐるみで徘徊を発見!「認知症SOSネットワーク」模擬訓練

年に一度行なわれる、認知症SOSネットワーク模擬訓練。

少し前まで、徘徊模擬訓練と言われていましたが、

「本人にとっては徘徊ではない」という視点から、現在の呼称に変わったそうです。

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ある時期から呼称の変わった、模擬訓練

 

 

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豪雨にも関わらず、続々と体育館に人が集まる。

中学校の体育館をうめつくす、200人の方が参加。

さらに驚きなのは、この校区だけではなく、

市内の全校区20ヶ所で行なわれているとの事でした。

 

 

認知症SOSネットワーク模擬訓練の中で、取り組んでいる事は、2つです。

1.情報伝達・捜索訓練

2.啓発活動

 

また、模擬訓練前には血圧や体温を測っていました。

体調管理も徹底されています。

 

 

1.情報伝達・捜索訓練

行方不明者役を身体的特徴・衣服の特徴を教えてもらい、

実際に校区内に出て、その方を見つける活動です。

 

情報を流すのは、民生委員や福祉委員の方です。

一部の方で関わるのではなく、地域の中での横の連携が見られます。

 

 

 

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2.啓発活動

一戸一戸、地域の方の家を周り、説明後、

行方不明者役の方が訪問されます。

もし、認知症の方がお宅を訪ねてきたら・・・

という対応をデモンストレーションしてもらいます。

 

実際、自分の家に認知症の方がこられ

「ここは自分の家だ」

と主張されれば、どのように対応して良いか分からないものです。

 

「こんな時には、ここにご連絡してください。」

「こんな兆候があれば、認知症です。」

「もし知り合いの方が行方不明になられたら、こちらへご連絡ください。」

とお話しされ、認知症の方をサポートするだけではなく、

もし、認知症の方にあったら、という啓発活動までされていて、

認知症に理解のない方にむけて、是非、取り組みたいと感じます。

 

 

模擬訓練を終えて、見つからなかった高齢者

実は、今回の模擬訓練の中で、

13グループ中1グループが1時間の時間内では

発見に至らなかったという事でした。

 

事前情報は、「白いズボンをはいている」とありましたが、

実際は、ベージュのズボンでした。

情報の伝達の難しさによって発見の可否も変わってきます。

 

また、模擬訓練、と分かっていても、なかなか知らない人に声をかけるのは勇気が要ります。

模擬訓練中は、だれが行方不明者か分からないため、

参加していない市民の方に声をかける事もしばしばでした。

 

それでも、街の方の理解もあり、

「あの模擬訓練ですね」

と言われていました。

 

それには、13年の年月あってのことだと、後々のお話からわかりました。

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まちの至る所で見かける、認知症についてののぼり

9人から始まった、模擬訓練

模擬訓練を始めた当時は9人のボランティアから始められたそうです。

 

 

考えてみれば、自宅を個別に訪問することも、

ご理解がなければ、本当に大変です。

 

9人から毎年一校区200人となるまで、本当に気が遠くなりそうですが、

市役所・NPO・学校・まちづくり協議会・社会福祉協議会が連携していく事で、

だんだんと増えてきました。

 

この辺りの成り立ちはあまり聞けなかったので、もう少し勉強してみようと思います。

 

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中学生の作った啓発ポスター

会の中では、小中学生の参加も見られ、多世代の連携も見られる会でした。

模擬訓練後は、カレーが配られ、皆で反省会。

 

会の中でお話にあったのですが、

「物忘れが少しひどくなっても、どうぞ、と言える街にしたい」

「認知症になっても、なにも恥ずかしいことではない」

と、言われていました。

 

もし、今自分の住んでいる東京で、認知症の方を見かけたら、

声をかける事ができるでしょうか。正直、  不安です。

 

 

「医療やIT技術は進歩しましたが、横の繋がりを信用する。

どこまでできるでしょうか。その練習が模擬訓練なのです。」

と、お話しされていた、その言葉をヒントに、

困っている方に声をかけられる、間柄を作っていけたら素敵なのだと感じます。

 

 

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夜は、大牟田の方に「年金通り」のお店に連れて行ってもらい、京子さんに頼み写真を撮ってもらいました。すっかりファンです。

 

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代表挨拶 PROFILE

株式会社R65 代表取締役 山本 遼

株式会社R65 代表取締役 山本 遼

R65不動産を立ち上げたのは、
小さい頃見たかっこいい祖母の背中が、きっかけでした。

私の祖母は亡くなる2年前まで、自分の薬局で働き、高齢者、と呼ばれる年齢でも、自分らしく自立した暮らしを送っていました。そんな祖母の、自分らしい暮らしをいつまでも続けている様に、いつしか憧れを抱き、R65不動産を始めました。

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